元彼・元カノのSNSを見てしまう心理とやめ方|回復を遅らせない7つのコツ
別れたはずなのに、元恋人のSNSを見てしまう。
見たくないのに手が動いて、見た後は胸がざわついて、自分を責めてしまう。
そんなループにはまる人は少なくありません。
これは意志の弱さというより、心が「納得」や「安心」を取りにいくときに起きやすい反応です。
だからこそ、気持ちで断つよりも、仕組みを理解して“回復が進む距離の取り方”を作るほうが現実的でしょう。
この記事で分かること
- 元恋人のSNSを見てしまう心理(未練だけではない理由)
- 見る→ざわつく→また見る、のループが強まる典型パターン
- 「やめる」より先に整えたい、認知と行動のポイント
- 60秒でできる代替行動と、回復を遅らせない距離の取り方
- 見てしまった日の立て直し方(再発前提で戻れる手順)
元恋人のSNSを見てしまう典型ループを先に整理する

元恋人のSNSを見てしまう悩みは、理由が一つではありません。
ただ、よく観察すると「起きやすいタイミング」と「起きた後の心の流れ」に共通点があります。
最初にその“典型ループ”を整理しておくと、後の章で扱う心理の仕組みや、やめ方・距離の取り方が一気に理解しやすくなります。

見ない方がいいって分かっているのに、気づくと開いてしまうんです。
自分でも止められなくて…。

まず“事実”と“解釈”を分けましょう。
SNSで苦しくなるのは、事実より解釈が膨らむ時です
よくある引き金(夜・休日・記念日・飲酒後・寂しい瞬間)
元恋人のSNSを見たくなるのは、突然の気まぐれではなく、引き金(トリガー)があることが多いです。
特に多いのは、次のような「心が弱りやすい時間帯・状況」です。
ここで大事なのは、引き金があるときに「私は弱いからだ」と結論づけないことです。
むしろ逆で、引き金が分かるほど対策が立てやすくなります。
例えば「夜に見てしまう」が分かれば、夜だけミュートする、スマホを別室に置く、寝る前のルールを作る。
対策が“気合い”ではなく“設計”に変わります。
見た直後に起きる心の反応(安心→痛み→自己否定)
元恋人のSNSを見てしまう行動がやめにくいのは、見た瞬間に一度「安心」が入るからです。
ただし、その安心は長続きせず、次のような流れになりがちです。
このループは、行動として見ると「自分で自分を傷つけている」ように見えます。
でも心の側から見ると、安心を取りに行った結果、痛みが増えてしまったという形です。
つまり、問題は「見てしまう自分」ではなく、
安心をSNS確認で取る回路が固定されていることにあります。
切り分けの基本(事実不足/解釈の暴走/感情の波)
ここから先の対策を効かせるために、まず「何が苦しさを作っているのか」を3つに切り分けます。
切り分けができると、対処もズレにくくなります。
1)事実不足:分からないことが多い
SNSは断片情報です。
投稿が少ない、ストーリーが消える、見えない部分が多い。だから脳は空白を埋めようとします。
- 例:投稿が減った=何かあった?
- 例:タグに知らない人=誰?
この状態は「答え合わせ衝動」を強めやすいです。
2)解釈の暴走:断片から結論を作る
事実が少ないほど、解釈が強くなります。
- 例:楽しそう=もう私のことは忘れた
- 例:異性が写ってる=新しい恋人だ
この章で覚えておく合言葉は一つです。
“推測は事実ではない”
3)感情の波:疲れや寂しさがベースにある
同じ投稿でも、元気な日は流せるのに、疲れている日は刺さることがあります。
つまり、SNSが原因というより、感情の波がある日にSNSがトリガーになるケースが多いのです。
ここでやったのは、責めるための分析ではありません。
「どこを整えれば回復が早まるか」を見つける準備です。
次の章では、なぜこのループが“意志”だけでは止まりにくいのかを、心の仕組みとして短く整理します。
やめられないのは意志の弱さではない(心の仕組み)
元恋人のSNSを見てしまうと、つい「私が弱いからだ」と結論を急ぎたくなります。
ただ実際は、SNSの構造と心の反応が噛み合うと、誰でも“やめにくい回路”ができやすいのです。
研究でも、別れた相手のSNSを見続ける行動(いわゆるオンライン上の観察・サーベイランス)が、別れた後の苦痛や回復のしにくさと関連しうることが報告されています。
出典:PMC
ここでは「自分を責める」より「仕組みなら整えられる」に視点を切り替えるために、心の動きを短く整理します。

不確実さ → 確認(SNS)→ 一時安心 → 刺さる情報 → 再不安、の循環が起きやすいです。

“愛着不安”って、つながりが切れそうで落ち着かない感じのことだよ!
不確実さが残ると脳は情報を取りに行く(答え合わせ衝動)
別れは「終わった」のに、心の中では未解決の問いが残りがちです。
本当の理由は何だったのか、今どう思っているのか、新しい相手はいるのか。
この不確実さが残ると、人は答え合わせをしたくなります。
SNSはその“答え”が手軽に見える場所なので、確認に向かいやすい。
ただSNSは断片情報が多く、見れば見るほど疑問が増えてしまうこともあります。
結果として、確認が回復を押し戻す方向に働く場合がある、というのが研究が示唆するポイントです。
出典:PMC
たまに当たる安心が癖になる(間欠的な安心=やめにくい構造)
SNSチェックがやめにくいのは、毎回つらくなるからではありません。
たまに「安心できる情報」が手に入るからです。
- 今日は投稿が少なくて落ち着いた
- 新しい恋人はいなさそうで少し安心した
- 自分のことを匂わせている気がして気持ちが持ち直した
このような“時々もらえる安心”は、行動を固定しやすくします。
だから対策は「見ない根性」を増やすより、安心の取り方をSNS以外にも分散する発想が合います(後の表とステップで扱います)。
比較と嫉妬が燃えやすい(キラキラ投稿で上方比較が起きる)
SNSで見るのは、現実の全体ではなく「切り取られた良い場面」が中心です。
そのため、元恋人が楽しそうに見えたり、自分だけ取り残された感覚になったりしやすい。
こうした上に見える相手との比較(上方比較)や嫉妬は、受動的に眺める使い方(見るだけ)で起きやすく、気分の落ち込みと結びつく可能性がレビュー研究でも議論されています。
出典:Taylor & Francis Online
ポイントは、「比較してしまう私が悪い」ではなく、比較が起きやすい場所に長くいると心が削れやすいという環境要因として捉えることです。
愛着不安があると反応が強く出やすい(つながりが切れそうで落ち着かない感覚)
愛着不安(つながりが切れそうで落ち着かない感覚)が強い人ほど、別れた後に相手のSNSを監視・観察しやすい、というモデルが検討されています。
出典:PubMedそして観察が続くほど、嫉妬やネガティブ感情が強まりやすいことも示唆されています。
出典:サイエンスダイレクト
ここで大切なのは、愛着不安がある=ダメ、という話ではありません。
「不安が出やすい条件がある」だけです。
条件が分かれば、距離の取り方や戻り方を設計できます。
この章の結論はシンプルです。
元恋人のSNSを見てしまうのは、意志の問題というより、不確実さ・時々の安心・比較・愛着不安が組み合わさって起きる“仕組み”です。
次は、その仕組みをほどくために、トリガー→心の目的→代替行動を一枚で整理できる保存版の表に落とし込みます。
保存版|元恋人SNSチェックを止める認知と行動の整理表

元恋人のSNSを見てしまう行動を止めるには、気合いよりも トリガー(引き金)→心の目的→代替行動 をセットで用意しておく方が、圧倒的に戻りやすくなります。

チェック表を見ると、当てはまって落ち込みそうで…。
私、まだ引きずってるんだなって。

当てはまるのは“弱さ”ではなく“反応のパターン”です。
目的→代替行動→言葉、の順に選べば整えやすくなります。
3分セルフチェック(当てはまるほどループが強い)
次の項目で、直近1〜2週間を思い出してみてください。
当てはまる数が多いほど、SNSチェックのループが強くなりやすい状態です。
チェック結果は「ダメ出し」ではありません。
対策が必要なサインが出ているだけです。次の表で、整えどころを具体化します。
トリガー→心の目的→代替行動
不安の瞬間にいきなり「見るのをやめよう」とすると、心は抵抗します。
代わりに、こう考えます。
- 今起きていることは何か(トリガー)
- 私は本当は何を確かめたいのか(目的)
- その目的を、SNS以外で満たすなら何ができるか(代替行動)
- 最後に短い言葉で“戻る”
以下の表を、必要な行だけ使ってください。
| いま起きていること(トリガー) | 心の目的(本当は何を確かめたい?) | 代替行動(60秒でできる) | 自分にかける言葉(短く) |
|---|---|---|---|
| 夜に急に寂しくなる | まだつながっていたい | スマホを置いて温かい飲み物/深呼吸10回 | 寂しさは自然な波 |
| 元恋人が楽しそうに見える | 自分が置いていかれたくない | 比較ではなく「自分の予定」を1つ書く | 私のペースでいい |
| 新しい相手がいる気がする | 真実を知って安心したい | 事実と推測をメモで分ける | 推測は事実ではない |
| ふと検索してしまう | 未練を否定したくない | 検索衝動を5分だけ待つ(タイマー) | 衝動は消えていく |
| 見たあと自己嫌悪 | 自分を責めてコントロールしたい | 失敗の扱いを変える(次の一手を書く) | 責めるより整える |
使い方のコツ(最短)
- 迷ったら「目的」だけ先に選ぶ
- 代替行動は“できる小ささ”でいい
- 自分にかける言葉は、短いほど効きます
結果の読み方(当てはまってもダメではなく、整えどころが見えるだけ)
この表で見えてくるのは、あなたの「弱さ」ではありません。
不安が出たとき、心が何を求めているかです。
- 寂しさが強い人は、「つながり」の代替を先に用意すると回復が早まります
- 真実を知りたい人は、「推測を事実に変えない」練習が効きやすい
- 自己嫌悪が強い人は、「見てしまった後の扱い方」を変えるだけでループが弱まります
そして一番大切なのは、完璧にやめることではなく、戻る回数を増やすことです。
今日は1回でも表を使えたら、それは回復が進む方向に一歩動いた日です。
次の章では、見てしまう理由が違う4ケースに分けて、状況別に“効きやすい整え方”を具体化していきます。
状況別|見てしまう理由が違う4ケース(対処も変える)
元恋人のSNSを見てしまう行動は、同じ「閲覧」でも中身が違います。
復縁の未練なのか、怒りの残り火なのか、生活上切れない関係なのか、説明不足の穴埋めなのか。
理由が違えば、効く対策も違います。
ここでは“やめろ”ではなく、事情に合う選択肢を用意していきます。

同じ“見ちゃう”でも、未練の人と、怒ってる人と、ただ不安な人で、欲しい安心って全然ちがうよね!

対策は3つに分けます。
環境(見え方)/認知(解釈)/行動(ルール)。状況に合わせて組み合わせましょう。
復縁の未練が残っている(希望と執着を分ける)
復縁の気持ちがあると、SNSは「可能性の確認」に見えてきます。
匂わせ、意味ありげな投稿、フォローの変化。全部がサインに見えてしまう。
ここでまず分けたいのは、希望と執着です。
- 希望:もう一度向き合える可能性があるなら、丁寧に確かめたい
- 執着:不安を消したい、失ったものを取り戻したい、相手の動きを把握したい
SNSチェックは執着側を太らせやすい傾向があります。
希望を大事にするなら、確認の場をSNSではなく「現実のコミュニケーション」に寄せたほうが進みます。
終わったはずなのに怒りが消えない(正しさ探しの罠)
怒りが残っているとき、人は「正しさ」を探します。
相手が後悔している証拠、反省している証拠、不幸になっている証拠。逆に楽しそうだと、怒りが燃え直す。
このケースでSNSを見るのは、未練というより “決着をつけたい心” です。
ただ、SNS上で決着がつくことはほとんどありません。断片は新しい火種になりやすい。
共通の友人・職場がある(完全遮断が難しいケース)
共通のつながりがあると、完全に遮断するのは現実的でない場合があります。
友人の投稿に写り込む、職場の情報が回ってくる、避けようとしても目に入る。
このケースでは「ゼロにする」より、被弾を減らす設計が現実的です。
現実的な線引き
- 意図的に検索するのはやめる
- 偶然見えたら、責めずに閉じる
この2段階にするだけで、罪悪感が減り、回復が進みやすくなります。
別れが突然だった/理由が曖昧(説明不足が確認行動を強める)
理由が曖昧な別れは、心に“穴”が残ります。
人は穴を埋めたくなるので、SNSを見て説明を作ろうとします。
- 何がいけなかった?
- もう誰かいるの?
- 本当はどう思っていた?
ただ、SNSで穴を埋めようとすると、断片から物語を作ってしまい、かえって傷が深くなることがあります。
このケースでは、説明を“外”に求めすぎず、自分の中で納得を作る方向が回復に寄りやすいです。
元恋人のSNSを見てしまうのは、同じ行動でも「欲しいもの」が違います。欲しいものが違うなら、対処も変わります。
次の章では、どのケースにも共通で使えるように、回復を遅らせないための7ステップを手順化して渡します。
実践|回復を遅らせない7ステップ(認知行動療法ベース)
ここからは手順で進めます。
認知行動療法は、考え方と行動を少しずつ調整して楽にする方法です。恋愛の痛みを「気合い」で抑えるのではなく、回復が進む形に整えていきます。
SNSの使い方を減らす/調整する介入が抑うつ症状の軽減と関連したメタ分析もあり、行動面の設計は現実的な打ち手になりえます。
出典:PubMed

不確実さ → 確認(SNS)→ 一時安心 → 刺さる情報 → 再不安。
まずは循環のどこかを短く切ります。

愛着不安って、つながりが切れそうで落ち着かない感じのことだよ!
反応が強い日は、設計で守ろう!
ステップ1:衝動が出る時間帯と状況を特定する
最初にやるのは分析ではなく特定です。
次の4点だけ、1〜3日で十分なのでメモします。
「夜・休日・飲酒後」など、自分の引き金が言語化できたら成功です。対策が設計に変わります。
ステップ2:自動思考をメモ(最初に浮かぶ言葉をそのまま)
衝動が出た瞬間、頭の中には短い言葉が浮かびます。これが自動思考です。
きれいに書かなくてよいので、そのまま書きます。
例)
- 「もう新しい恋人がいるかも」
- 「私だけ止まってる」
- 「見ないと余計に不安になる」
自動思考が見えると、次のステップで整えられる材料になります。
ステップ3:事実と推測を分ける(根拠を点検)
SNSでつらいのは、事実より推測が増えるからです。
紙を2列にして分けます。
次に、推測の根拠を点検します。
合言葉は一つです。推測は事実ではありません。
ステップ4:代替解釈を3つ作る(自分を守る言い方)
推測をゼロにするのではなく、選択肢を増やします。
同じ事実に対して、代替解釈を3つだけ作ります。
例:異性が写っていた
- 友人や仕事の集まりかもしれない
- たまたま写り込んだだけかもしれない
- 私に関係なく、ただの日常の一部かもしれない
ポイントは「ポジティブに思い込む」ではなく、「確定させない」こと。これだけで反応が弱まる日があります。
ステップ5:環境設計(ミュート・非表示・検索導線を消す)
心が弱い日に勝つ方法は、意志を強くすることではなく、負けにくい環境を作ることです。選べる範囲で構いません。
ここで罪悪感が出やすい人は、「失礼」ではなく「回復のための処置」と言い換えると続きます。
ステップ6:行動実験(見ない時間を短く区切って成功体験)
いきなり完全にやめると反動が出やすいので、短く区切ります。
おすすめは「10分だけ見ない」を1回作ることです。
- タイマー10分
- その間は代替行動を1つ(温かい飲み物、深呼吸、シャワー、短い散歩)
- 終わったら、衝動が何点に変わったかだけ記録(8→5など)
大きな成功より、小さな成功の回数が回復を進めます。
ステップ7:見てしまった日の戻り方(再発前提で設計)
現実には、見ないと決めても見てしまう日があります。そこで崩れない設計が最後の鍵です。
見てしまったら、次の3手で戻します。
- 責めるのを止める:今日は負けた、ではなく、今日は波が強かった
- 次の一手を書く:今夜はミュートだけする/検索履歴を消す/5分待つ
- 身体を落ち着かせる:深呼吸10回、目を温める、横になる
見てしまった日の目的は反省ではなく復帰です。戻れる回数が増えるほど、ループは弱まります。
この7ステップは、どれも一回で完璧にできる前提ではありません。
まずはステップ1〜2だけ、次にステップ5だけ、という進め方でも十分でしょう。
次の章では、「見てしまった後の回復」を早めるために、嫉妬・怒り・悲しみを混ぜずに処置するコツを、シーン別に整理していきます。
見てしまった後の回復を早めるコツ(感情の処置)

SNSを見ない工夫は大切ですが、現実には「見てしまった日」が必ずあります。
回復が早い人と長引く人の差は、意志の強さよりも “見てしまった後にどう処置するか” に出やすいです。
ここでは、気持ちが乱れた後に立て直すための手順を、できるだけ具体的にまとめます。
目的は反省ではなく、回復へ戻ることです。
心がざわつく時の応急処置(身体→注意→言葉の順)
見てしまった直後にやるべきことは、気持ちを説得することではありません。
心は興奮しているので、まず身体から落ち着かせたほうが早いです。
順番は、身体→注意→言葉。
1)身体:3分で“興奮”を下げる
- スマホを置く(見える場所から外す)
- 深呼吸10回(吐く息を少し長めに)
- 可能なら温かい飲み物、顔を洗う、肩を回す
「ここから落ち着く時間に入る」という合図を身体に出します。
2)注意:頭の中の映像を止める
SNSを見た後は、投稿の映像が頭の中で繰り返されがちです。
そのときは、意識の焦点を外に戻します。
- 目に入るものを5つ言う
- 聞こえる音を3つ数える
- 足の裏の感覚に10秒集中する
脳の“再生”を止めるだけで、ざわつきが落ちる人は多いです。
3)言葉:短い一文で“戻る”
長い自己説得は逆効果になりやすいので、短くします。
- 「推測は事実ではない」
- 「今は波が強いだけ」
- 「責めるより整える」
- 「今日は戻れば十分」
この一文は、整理表から選んで固定すると強いです。
嫉妬・怒り・悲しみを分けて扱う(混ぜない)
回復が遅れるとき、感情が“混ざったまま”になっていることがあります。
例えば、嫉妬と怒りと悲しみが一つの塊になって「苦しい」だけになる状態です。
分けるだけで、扱える感情に変わります。
まず3つにラベルを貼る
今の気持ちはどれが強いか、割合で書くだけでOKです。
例:嫉妬60/怒り20/悲しみ20
こうすると「嫉妬に対処すれば落ち着く」と方向が定まります。
感情ごとの“効きやすい処置”
ここで重要なのは、どれも「消す」のではなく「適切な処置で弱める」ことです。
寝る前に悪化しやすい人のルール(夜間対策)
夜は疲れと孤独が重なり、推測が暴走しやすい時間帯です。
夜に見てしまう人は、昼と同じ戦い方をしないほうがうまくいきます。
夜のルールは“強く”ではなく“簡単に”がコツです。
夜間対策の現実的セット(できる範囲で)
- SNSアプリをホーム画面から外す(導線を増やす)
- 寝る30分前はスマホを別の場所で充電
- 通知は夜だけオフ(おやすみモード)
- 眠れない時の代替行動を決めておく(温かい飲み物、短いストレッチ、音声)
そして、夜に効きやすい合言葉があります。
「夜の結論は信用しない」
疲れている脳が作る結論は、かなり強めに偏ります。朝になってから判断するだけで、傷が減ることがあります。
つらさが長引く時のサイン(相談先を検討する目安)
SNSを見てしまうこと自体は、珍しいことではありません。
ただ、次の状態が続くなら「一人で頑張り続けない」選択肢も検討してよいでしょう。
相談を考えてよいサイン
相談先は「カウンセリング」だけではありません。
信頼できる友人、自治体の相談窓口、医療機関など、段階があります。
大切なのは、つらさを“我慢して耐える”方向に固定しないことです。
回復は、適切な支えがあるほど早まる場合があります。
ここまでで、「見てしまった後の処置」が整うと、SNSチェックのループはかなり弱まります。
次の章では、検索でよく入ってくる具体的な疑問に答える形で、よくある質問を短く実務的にまとめます。
FAQ|元恋人のSNSを見てしまう悩みのよくある質問
ここでは「元彼(元カノ)のSNSを見てしまう」「やめたい」「ブロックすべき?」など、検索でよくある疑問に、短く具体的に答えます。
完璧な正解を出すより、あなたの回復が進む選択を増やすためのFAQです。
Q1:元彼(元カノ)のSNSを見てしまうのをやめたい。まず何から?
A:最初は“やめる”より、引き金を一つ特定するところからです。
いきなり完全にやめようとすると反動が出やすいので、次のどれか1つだけ選びましょう。
- 一番多い時間帯(例:寝る前)を決める
- その時間だけ通知オフ/ミュートにする
- 衝動が来たら「5分待つ」だけやってみる(タイマー)
「何度も見てしまう」のは意思よりも回路の問題です。
まずは整理表で、よくあるトリガーの行を1つだけ使うと戻りやすくなります。
Q2:ミュートやブロックは失礼?罪悪感があります
A:失礼というより“回復のための処置”と捉えるほうが続きます。
相手に見える・通知されるのが不安なら、段階をつけるのがおすすめです。
- 罪悪感が強い人:まずはミュート(非表示)
- それでも見てしまう人:フォローを外す/おすすめ表示を減らす
- 生活に支障が出る人:ブロックも選択肢(自分を守るため)
罪悪感があるのは、あなたが人を大切に扱おうとしている証拠でもあります。
ただ、回復が遅れるほど苦しさが長引くので、「守る行動」を先に置いてよいでしょう。
Q3:復縁したい気持ちがある場合も、見ない方がいい?
A:多くの場合、“SNSで確認するほど復縁が近づく”とは限りません。
復縁を望む気持ちがあるなら、まず次を切り分けてください。
- 関係を前に進めたい(現実のやり取りを整えたい)
- 不安を消したい(相手の動きを把握して安心したい)
SNSチェックは後者(不安消し)を強めやすく、気分が揺れてメッセージの質も落ちやすいです。
復縁を目指すなら、SNSではなく「連絡の内容」「タイミング」「距離感」を整えるほうが現実的でしょう。
迷う場合は、1週間だけ「SNS確認を減らして、心を整える期間」と決めてみるのも一つの方法です。
Q4:見てしまった日はどう立て直せばいい?
A:反省より“復帰”を優先してください。3手で戻せます。
見てしまった日は「もうダメだ」と結論を出しやすいですが、夜の結論は偏りがちです。
できれば寝る前は、深掘りせずに“処置”だけして休むのが回復の近道になります。
次の章では、今日の要点を短くまとめて、明日からの最小アクションに落とし込みます。最後に、ことのは所長のラボノートで締めます。
まとめ|不安を消すより、戻れる自分を育てる
元恋人のSNSを見てしまうことは、早く終わらせたい悩みの一つでしょう。
ただ、ここまで見てきた通り、これは「弱さの証明」ではありません。
不確実さが残ると、心は答え合わせをしたくなる。
たまに得られる安心が、確認の癖を強める。
キラキラした断片が、比較や嫉妬を燃やす。
そうした仕組みが揃うと、誰でも揺れます。
だからこそ目指すのは、不安をゼロにすることではなく、揺れた後に戻れる自分を育てることです。
今日の要点3つ(仕組み/ループ/距離の設計)
要点は3つだけです。
- 仕組み:見てしまうのは意志の問題だけではない
不確実さ、時々の安心、比較、愛着不安が重なると、確認行動は強まりやすい。 - ループ:引き金→確認→一時安心→痛み→自己否定、が回復を遅らせる
苦しくなるのは「見た事実」より、その後の推測や自己否定が増える時です。 - 距離の設計:回復を早めるのは“見ない努力”より“見え方の設計”
ミュート、検索導線の削除、夜のルールなど、環境を変えるほど戻りやすくなります。
明日からの最小アクション(表の1行だけ使う、導線を1つ消す)
全部やる必要はありません。明日からの最小アクションはこの2つで十分です。
- 整理表から、いまの自分に一番近い1行だけ選ぶ
トリガー→目的→代替行動→言葉、を一回だけ使ってみる。 - SNSへの導線を1つだけ消す
ホーム画面から外す、検索履歴を消す、ストーリーだけミュートする。
小さいほど続きます。
目標は「二度と見ない」ではなく、見たくなったときに別の動きができる回数を増やすこと。
その積み重ねが、回復の実感になります。
ことのは所長のラボノート

不安は敵ではなく、心が大事にしたいものの裏返しじゃ。
見てしまったときに必要なのは、罰ではなく“扱い方”じゃよ。
整えるとは、自分を責めずに戻る道を用意すること。
今日一回でも戻れたなら、それは回復が始まっておる証じゃのう。


